松が丘の家

構造:木造在来工法 2階建て
場所:千葉県船橋市
竣工:2024年
施工:株式会社 中野工務店
静かな住宅街に建つ横に長い庇のある住宅。床下エアコンによる床暖房の住まいでもあります。
洗濯物を干したり、雨天の買い物の荷物持ち込みなど玄関前の長い庇がとても役に立ちます。庇の下にはウッドデッキ、それにつながる園芸室があり、趣味の園芸を天気をあまり気にせず楽しめます。
2階でも園芸が楽しめるよう広いベランダを設けました。ベランダを中心にホール(大きな手洗いシンクがあります)・吹き抜け・図書コーナーがあり明るく快適なスペースで園芸や趣味を楽しむことができます。
2階ベランダの腰壁を少し高くすることでプライバシーを確保しつつ、冬でもブラインドを上げたまま大きな窓から長い時間陽を採りこむことが出来、家に中を温め、明るくすることが出来ています。
床下エアコン(10畳用エアコン1台)と高気密、高断熱のため1階は食堂、2階は吹き抜けを中心に建物全体が一つの空間としてつながっていて、どこにいても寒さを感じないようになっています。
※ 床下エアコンについてはこちらをご覧ください
少しづつ充実させてまいります・・少しお待ちを







床下エアコン(床暖房)の仕組み

エアコンの吸込み口と蓋に隙間スポンジを張って気密性を高めます
エアコンに近いほど床面自体が暖かくなり輻射熱による暖房(床暖房)の効果があります。この住まいの場合はキッチン、食堂、居間が特に温かい部屋となりますし、特に温かくしたい部屋をどこにしたいかを考えて計画を進めます。

蓋を閉めるとこんな感じです。もちろん手前の蓋も閉じて使います。重いので2分割しています

エアコンから離れたトイレにも吹き出し口があり温かいです

脱衣所の洗濯機の前にも吹き出し口があり温かいです