杉の子保育園

構造：SE構法　平屋建て
場所：千葉県船橋市
竣工：2013年
施工：株式会社 持井工務店
 
40年以上の歴史のある保育園の建て替え工事です。
L型プランで広い敷地を生かし、各保育室には園庭を介して直接アプローチ出来るようになっています。
木造と集成材の良さを生かした構造により部屋の中には柱が無くゆったりとした空間が生まれました。
普段子供たちが直接手で触れるフローリングや腰壁には天然の素材であるナラ材や米松を使用しています。壁には低刺激性の塗料を採用しており、剥がれにくく汚れたら簡単に塗り替えできるよう配慮しています。
外壁には子供たちの感性を刺激したいとあらゆる素材を採用しています。外廊下の壁には杉板、玄関やゲートはカラ－ステンレスの菱葺き、遊戯室は左官仕上げ、メンテナンス重視の裏庭側はサイディングなど。色使いもモノトーンではなく、建て替え前の園舎の色を踏襲しつつ新しい色を加えています。