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設計事務所としての取り組み

千葉の木・紀州の木・吉野の木

ー 地元千葉の木をはじめ、魅力ある紀州の木・吉野の木を使った家造りをしています ー


千葉の木

木は育った地域の環境に順応しているのだから、使う材木も地産地消にこだわりたいという人は多くいます。ところが千葉県は森林が多いように感じますが全国順位は46位です。林業で生計を立てる人も少なく、残念なことにJAS規格の千葉産の製材はありません。それでも昔ながらの天然乾燥で1~2年間木をゆっくり寝かせてから出荷している材木屋さんは存在し、構造材から外壁、フローリング、建具など様々なものを『千葉の木認証』を受けた材料で造ることが可能です。
 

 千葉の木の勉強会で訪れた製材所の写真
 
 

小さな家・外壁、フローリングはサンブスギです。油分が強く丈夫です(写真クリックで事例に移動します)

紀州の木・山長商店

紀州の木は、よじれのない素直な気質が特徴で、強度特性にすぐれ、目の詰まった高樹齢材が中心で全国的にも評価が高い材木です。山長商店は山林経営から伐採、製材、乾燥、プレカット加工までを自社で手掛けてるのが特徴です。国産無垢材を扱う工場として『機械等級区分構造用製材』JAS認定工場の認定を受け、合法木材である照明と共に『原産地』表示も行っています。
 

山長商店の木で家造りした際に山を見学に行きました 
 

松が丘の家・紀州、山長の木による家造りをしました。(写真クリックで事例に移動します)

吉野の木・泉谷木材商店

吉野で植林から製材、プレカット、小売り販売までの流通体制を持っている材木店。吉野の木は年輪巾が適度に細かく均一で、芯が円心にあり曲がりが少ないのが特徴です。また、赤身部分が多いので耐久性が高く、香り、色つやが良いところが好まれています。JAS認定・奈良県地域認証材認定工場であり、品質管理が徹底されています。構造材、内外装材、建具造作材としても流通しています。
 
 

 吉野の山に木を見に行きました。深い山奥まで案内していただきました。
 

佐倉の家・一部に吉野の木を使ってリノベーションしました(写真クリックで事例に移動します)