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設計事務所としての取り組み

床面積に連動した分かりやすい設計料
設計費と工事費を抑えたい方には『コラボハウス』と『セミオーダーハウス』でお応えします

 


家づくりを建築家や設計事務所に依頼する理由はいくつかあると思います。そして誰に設計監理を任せるかという最終的な決めて・根拠もいくつかあると思います。
その中でデザインは最も重要な要素のひとつですが、ホームページに掲載している建築事例を見ていただければすぐに分かると思います。経験上、直感的に良いと思ったものがきっと良いのだと思います。
同じく設計者の考え方も住宅を創るというプロセスにおいてはとても重要ですが、ホームページからではなかなか伝わらないと思います。
『設計事務所としての取り組み』は、当方の考え方が少しでも伝われば良いと思い設けたコーナーです。ここでお話する設計費も、設計者としての考え方がかなり現れるものと考えています。
 
当方の設計監理費は住宅の施工床面積に連動・比例しています。施工床面積1㎡あたり22,000円に消費税を加算した額としています。
例えば施工床面積が100㎡の住宅の場合は次にようになります。
 
100㎡×22,000円/㎡×1.1(消費税10%の場合)=2,420,000円
 
これを設計契約時30%、設計完了時50%、建物引渡し時に残額の20%を支払っていただきます。
設計契約は設計案を見て設計者としての考え方、仕事の進め方を確認し、信頼して頂いた時点で行っています。設計契約するまでは費用請求は致しません。
 

 
 
設計案は建築相談でお話を聞いた後、現地調査、官庁への確認などを行い、設計者として丁寧に取り組んでいますので、通常2週間程度いただいています。
 
 

 
 
1㎡あたり22,000円のうち2,000円は構造設計料です。構造設計は協働関係にある構造事務所に依頼して行いますが、小さな木造住宅でも安心していただけるよう必ず専門の構造設計事務所に依頼して行っています。
また住宅の規模が100㎡以下の住宅の場合は、面積が100㎡あるものとして設計監理費を算出させていただきます。
現在の消費税(10%)の場合は、設計費の下限が2,420,000円となります。小さな住宅であっても100㎡程度の住宅と同等の手間ひまがかかることがその理由です。
 
当方が設計監理料をあらかじめお知らせし、また施工床面積に連動させているのには理由があります。
設計が進む過程で建て主さん側の勉強や理解が進み、当初想定していた仕上げ材や設備機器とは違うものになることが多々あります。一般的に風合い・性能・効率が良いものは高価でもあり、設計の過程で建築費が上がる傾向にあります。
設計費を工事費に連動させた場合、例えば工事費の10%を設計料とすると工事費が100万円上がることで設計料も10万円上がり、設計費が決まるのは設計の後半となります。
一方、建物の施工床面積に連動して設計料が決まる方式であれば、設計初期・プランニングが完了した時点で設計費が決まります。建物の規模・広さは建て主さんが関与しやすい要素です。それによって設計費が決まった方が安心ではないでしょうか。
設計者としての収入・利益が、工事費と連動しない方が分かりやすく信頼を得やすいと考えています。