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東習志野の家 リノベーション(耐震&断熱改修)


  
築40年を超える住宅の耐震改修が始まります。住み慣れた住まいということで平面プランの大きな変更はありませんが、耐震改修と一緒に断熱改修と浴室周りの改修も行います。耐震改修前は0.16だった上部構造評点が1.45(1.0~1.5は一応倒壊しないとされています)に改善される予定です。
また使う予定のない2階は耐震改修後の仕上げと断熱工事を省略します。予算を生活の場である1階に重点的に振り分けるというわけです。
解体から引渡しまで2ヶ月間の作業を順次紹介したいと思います。
 



 
 
1.
解体が始まりました。和室が今風な言い方で言うと、和モダンな洋室になります。
天井を取り除くと屋根裏と2階の床の裏側が見えます。 赤枠で囲んだ赤茶けた部材は、屋根架構の平面的な変形を抑えるための火打梁というものです。ここにしか入っていないので、これから20箇所程度増やす予定です。
断熱材も入っていないので、ボード状の断熱材を詰めながら構造用の合板にて壁の耐震補強をしていきます。 
  
 
2.
欄間も取り外し、梁と柱だけになっています。
赤枠で囲んだ短い柱は、障子の上枠(鴨居)を吊っていた短い柱です。これから撤去し、土台から梁までを1本の長い柱に入れ替えます。
元々は全部が障子による開口部でしたが、柱を挟んで半分は障子の開口部に、半分は耐震壁となります。 
 
3.
壁から上の撤去作業が一段落したら、床の荒板も撤去していきます。
押入れの中も一旦解体して補強します。
 
 

 
 
4.
2.では梁から短い柱がぶら下がっていましたが、その後撤去し、 緑枠で囲んだ長い12cm角(4寸角)の柱を入れました。3.6mあった障子の開口部が、1.8mの開口部と耐震壁に変わります。
床も合板製のフローリングを撤去し、新たに床下地である根太を入れレベル調整をしました。これまでは床下にも断熱材が入っていませんでしたが、根太間に断熱材( 赤い矢印)を入れ、無垢のヒノキ板を張ります。
サッシも古く、建付が悪化し鍵も壊れていましたが、新たにペアガラスの断熱サッシを設置しました。 
  
 
5.
浴室周りを解体。思ったよりも傷みはありませんでした。新たな出入口の下に基礎をつくり( 赤枠)、土台を設置しました。
一部シロアリに食われていた部分がありましたが、ひどい所や不要な部分は撤去し、防蟻剤を塗布しました。
砕石が強いてある部分にはコンクリートを打設し、ユニットバスを設置します。

 
 
6.
1.で紹介した火打梁を増やした様子が分かる写真です。
新築の場合や、2階の床も改修する場合は、構造用合板を床一面に張ります。そうすることで床の強度が高くなるのですが、今回は2階までは手をつけません。この火打梁で一定の効果を得ようということです。 
  
 
7.
壁の補強と断熱改修が始まりました。
柱の間隔が91cm以上の場合は合板を横に使います。柱の間に合板の幅と同じ91cm間隔に角材を取り付けます。そこに断熱材をはめ込んで、 枠の形で合板を釘で固定します。 
 
8.
下地を入れて断熱材を挟み、合板を張るという工程がひと目で分かる写真を撮ってきました。
緑枠4.で新たに入れた柱です。合板を張るための下地が入っています。
(合板の規格サイズは1.82m×91cmです。柱の間隔が91cmの場合は合板を縦に張ります。柱の間隔が91cmを超えると合板を横向きに張ります。合板の貼る向きによって下地の入れ方が変わり、強度も異なります。)
青枠は下地の間に断熱材をはめ込んだ写真です。
赤枠7.で紹介していますが、合板を張り終えた状態です。
このあと障子の鴨居など造作工事をし、壁紙を貼ったら完了です。
 

 
 
9.
前回の 8.で紹介したのと同じ位置から撮影した写真です。
耐震壁となる部分には構造用の合板が張られています。その手前、耐震壁以外の部分は安く柔らかい(加工しやすい)石膏ボードを使用しています。
  
 
10.
同じ廊下の反対側です。
同じように構造用合板にて耐震改修しています。2階の壁が直上にあり構造的に重要な部分です。柱2本が加わり、以前は無かった耐震壁が今回の改修で4.55mとなりました。

 
 
11.
写真 2.と同じ位置からの写真です。
耐震補強が完了し、分かりづらいですが出入り口(障子の引戸)の鴨居や巾木も付いています。造作や家具に塗装屋さんがオイルを塗っているので松の匂いがしていました。
 
  
 
12.
塗装中の物は一見ただの箱ですが、吊戸棚です。丈夫で物が2段に置けるのがメリットです。
比較的簡単に造れローコストですが、使い勝手が良く喜ばれます。塗っているのは汚れ防止のオイルです。
 
 

東習志野の家 リノベーション
(耐震&断熱改修)


 
築40年を超える住宅の耐震改修が始まります。住み慣れた住まいということで平面プランの大きな変更はありませんが、耐震改修と一緒に断熱改修と浴室周りの改修も行います。耐震改修前は0.16だった上部構造評点が1.45(1.0~1.5は一応倒壊しないとされています)に改善される予定です。
また使う予定のない2階は耐震改修後の仕上げと断熱工事を省略します。予算を生活の場である1階に重点的に振り分けるというわけです。
解体から引渡しまで2ヶ月間の作業を順次紹介したいと思います。
 


 
 
1.
解体が始まりました。和室が今風な言い方で言うと、和モダンな洋室になります。
天井を取り除くと屋根裏と2階の床の裏側が見えます。赤枠で囲んだ赤茶けた部材は、屋根架構の平面的な変形を抑えるための火打梁というものです。ここにしか入っていないので、これから20箇所程度増やす予定です。
断熱材も入っていないので、ボード状の断熱材を詰めながら構造用の合板にて壁の耐震補強をしていきます。
 

 
2.
欄間も取り外し、梁と柱だけになっています。
赤枠で囲んだ短い柱は、障子の上枠(鴨居)を吊っていた短い柱です。これから撤去し、土台から梁までを1本の長い柱に入れ替えます。
元々は全部が障子による開口部でしたが、柱を挟んで半分は障子の開口部に、半分は耐震壁となります。
 

 
 
3.
壁から上の撤去作業が一段落したら、床の荒板も撤去していきます。 押入れの中も一旦解体して補強します。  


 
4.
2.では梁から短い柱がぶら下がっていましたが、その後撤去し、緑枠で囲んだ長い12cm角(4寸角)の柱を入れました。3.6mあった障子の開口部が、1.8mの開口部と耐震壁に変わります。
床も合板製のフローリングを撤去し、新たに床下地である根太を入れレベル調整をしました。これまでは床下にも断熱材が入っていませんでしたが、根太間に断熱材(赤い矢印)を入れ、無垢のヒノキ板を張ります。
サッシも古く、建付が悪化し鍵も壊れていましたが、新たにペアガラスの断熱サッシを設置しました。
 

 
 
5.
浴室周りを解体。思ったよりも傷みはありませんでした。新たな出入口の下に基礎をつくり(赤枠)、土台を設置しました。
一部シロアリに食われていた部分がありましたが、ひどい所や不要な部分は撤去し、防蟻剤を塗布しました。
砕石が強いてある部分にはコンクリートを打設し、ユニットバスを設置します。
 


 
 
6.
1.で紹介した火打梁を増やした様子が分かる写真です。
新築の場合や、2階の床も改修する場合は、構造用合板を床一面に張ります。そうすることで床の強度が高くなるのですが、今回は2階までは手をつけません。この火打梁で一定の効果を得ようということです。 
 

  
 
7.
壁の補強と断熱改修が始まりました。
柱の間隔が91cm以上の場合は合板を横に使います。柱の間に合板の幅と同じ91cm間隔に角材を取り付けます。そこに断熱材をはめ込んで、枠の形で合板を釘で固定します。 
 

 
8.
下地を入れて断熱材を挟み、合板を張るという工程がひと目で分かる写真を撮ってきました。
緑枠4.で新たに入れた柱です。合板を張るための下地が入っています。
(合板の規格サイズは1.82m×91cmです。柱の間隔が91cmの場合は合板を縦に張ります。柱の間隔が91cmを超えると合板を横向きに張ります。合板の貼る向きによって下地の入れ方が変わり、強度も異なります。)
青枠は下地の間に断熱材をはめ込んだ写真です。
赤枠7.で紹介していますが、合板を張り終えた状態です。
このあと障子の鴨居など造作工事をし、壁紙を貼ったら完了です。
 

 
 
 
9.
前回の8.で紹介したのと同じ位置から撮影した写真です。
耐震壁となる部分には構造用の合板が張られています。その手前、耐震壁以外の部分は安く柔らかい(加工しやすい)石膏ボードを使用しています。
  
 
10.
同じ廊下の反対側です。
同じように構造用合板にて耐震改修しています。2階の壁が直上にあり構造的に重要な部分です。柱2本が加わり、以前は無かった耐震壁が今回の改修で4.55mとなりました。
 
 
11.
写真2.と同じ位置からの写真です。
耐震補強が完了し、分かりづらいですが出入り口(障子の引戸)の鴨居や巾木も付いています。造作や家具に塗装屋さんがオイルを塗っているので松の匂いがしていました。
 
  
 
12.
塗装中の物は一見ただの箱ですが、吊戸棚です。丈夫で物が2段に置けるのがメリットです。
比較的簡単に造れローコストですが、使い勝手が良く喜ばれます。塗っているのは汚れ防止のオイルです。